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の続き。
と言ってももうだいぶ前に書いたもので読む人もいないと思うけれど、この件については自分の感情を整理するのに増田がいちばん書きやすくなってしまっているのでここに書く。
スキーに行った後は仕事が急に忙しくなってしまい、プライベートになかなか気が回らなかった。
いつの間にか、妻夫木のことを考える時間も少なくなっていた。
でも、それでいいんだろうな、と思ったりもした。
遠いところに住んでいる人だし、そもそも、わたしの手の届く人ではないような気がしていた。
妻夫木のお母さんがそうであったように、きっと家庭的で子ども好きで教育熱心な、地元の良家のお嬢さまをお嫁さんにもらうんだろうな、というようなことをぼんやりと想像していた。
妻夫木との縁は何らかの形で保てたらうれしいけれど、恋はあきらめるほかないだろう、というのがわたしのなかでの結論だった。
時間をかけてゆっくりとあきらめていくと、意外とダメージも少なくてすむんだな、とか思った。
こうして自分の中でフェードアウトさせていくのが、いちばん建設的な解決策のように思えていた。
そんなことすらももうほとんど考えなくなっていたころに突然、知り合いの男性から求婚された。
学生時代に老健施設でボランティアをやっていたのだけど、その斡旋をしてくれていた社会福祉協議会の人だった。
ボランティアを辞めた後もいろいろな相談に乗ってくれて本当にやさしい人だと思っていたのだけれど、もちろん男女の関係ではなく、口説かれたこともなく、思わせぶりだったところもなく、わたしにとっては本当に、よき友人の一人だった。
結論から言うとお断りしたのだけど、結婚話を持ちかけられてから考えをまとめている最中、思い出すのが妻夫木のことだった。
妻夫木がわたしのことをどう思っているかはさておき、このことをきっかけに、わたしはやっぱりあいつのことが好きなんだと自覚せざるを得なくなってしまったのだ。
求婚をお断りして5日経った夜、久しぶりに夢を見た。
わたしも妻夫木も小学生で、ふたりで何やら小栗っちに隠れて悪だくみをしている。
花火を使ったいたずらを仕組んでいるようだった。
かなり危ないもののように見えるが、まあ夢だからいいんだろう。
もう少しで成功、というところで小栗っちに見つかりそうになる。
妻夫木は、わたしの手を引いて逃げ出した。
妻夫木の手はとてもあたたかかった。
そうして体育館の倉庫に逃げ込み、内側からかぎを閉め、ふたりでマットの中にもぐりこんで隠れた。
からだが密着しているのがこそばゆくて、わたしたちはくすくすと笑いあった。
制服の半ズボンから見えている妻夫木の膝こぞうと、わたしのスカートが触れ合った。
でも小学生だもの。
ただこそばゆくて、少し恥ずかしいだけ。
ブクマとかで「いけそう、いっちゃえ」みたいなメッセージを読んでその気になりかけていた時期もあったけれど、妻夫木の実像をある程度知っているわたしだから言える。
無理なんだ。
さすがにこのくらいの年になれば、いけそうかそうでないか、ぐらいは直感でだいたいわかる。
妻夫木は、わたしのことを、そういうふうな目で見てはいない。
たぶんそれが現実だ。
その現実を受け容れるのに、たぶんもうそんなにエネルギーはいらない。
でも、はっきりさせるべきなのかどうなのか、それだけを思い悩んでいる。
はっきりさせたら、きっと縁が途切れてしまう。
そんなのいやだ。
過去の思い出にすがるなんて、いちばんかっこ悪くてしたくないことだったはずなのに、今のわたしはそれをしている。
20年近くも前のことを繰り返し、繰り返し思い出しては、その中に浸っている。
何してるんだろう。わたし。
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