某国立後期試験が後二週間と迫った頃、受けた大学を全落ちした自分はそれでも焦りが無かった。
落ちた私立大学は自分の希望ではなく親の希望する学部だったから、寧ろ落ちてよかった。
唯一希望学部として受験を許されたのがこの国立の後期試験だったから・・・
という前置きは放置して、とりあえず二週間で小論対策をしなければならない。
予備校なぞ行ってる暇はない。
どうしようと迷う暇も無くやったことは以下。
下地なので、普段暇なときにやっておくとよし。
中学の頃から言われるがままやっていた事なので、正確に言うと「二週間でやったこと」ではないが大事。
何でもいいので小論問題集を買う。
ただし解かない。
問題を見た後模範解答を原稿用紙に丸写しする。
これをひたすらやり続ける。
制限された字数で起承転結の配分をどうやるかが分かる。
語尾を揃える(~ですます調か~る~だ調)。
起承転結を守る。
毎日国語の先生に(現文だろうが古典だろうがどうでもいい)小論課題を出してもらい翌日提出⇒添削のコンボ。
コレを二週間やり続ける。
希望学部は伝えておくべきだが、課題は理系よりもニュートラルなオールラウンドな物が多かった。
問題を読み、結を決めてから大まかな展開を決めて書く。
後は書くべし書くべし書くべし。
試験の状況はというと、時間制限の半分で書き直しもなくフィニッシュ。
文字数も丁度。
高校時代家出していた際にクリアした小島監督作ポリスノーツのネタがここで活かされた。
偏差値40代だった落ちこぼれがセンターで足きりラインを突破し、
話がずれた。
小論に戻すと、自分が思う一番大事なポイントは下地部分だと思う。
読書しろと言われたりするが、一冊読み終わる間に丸写しした方がいいと思う。