2009-08-21

小論文の学習法@大学入試+α

国立後期試験が後二週間と迫った頃、受けた大学を全落ちした自分はそれでも焦りが無かった。

落ちた私立大学自分希望ではなく親の希望する学部だったから、寧ろ落ちてよかった。

唯一希望学部として受験を許されたのがこの国立の後期試験だったから・・・

という前置きは放置して、とりあえず二週間で小論対策をしなければならない。

予備校なぞ行ってる暇はない。

どうしようと迷う暇も無くやったことは以下。


下地作り

下地なので、普段暇なときにやっておくとよし。

中学の頃から言われるがままやっていた事なので、正確に言うと「二週間でやったこと」ではないが大事。

何でもいいので小論問題集を買う。

ただし解かない。

問題を見た後模範解答を原稿用紙に丸写しする。

これをひたすらやり続ける。

やり続けると、用紙と字数の感覚、経過時間が掴めてくる。

制限された字数で起承転結の配分をどうやるかが分かる。

小論というカテゴリが要求するニュアンスや程度を理解できる。

小論文の最低ルールだけ理解しておく

語尾を揃える(~ですます調か~る~だ調)。

起承転結を守る。

句読点、括弧、段落、改行のルールを覚える。

実行した事

毎日国語先生に(現文だろうが古典だろうがどうでもいい)小論課題を出してもらい翌日提出⇒添削コンボ

コレを二週間やり続ける。

最初は時間制限なし。慣れたら時間制限を守る。

希望学部は伝えておくべきだが、課題理系よりもニュートラルオールラウンドな物が多かった。

問題を読み、結を決めてから大まかな展開を決めて書く。

後は書くべし書くべし書くべし。

いざ試験

鉛筆はHB、長丁場の為にチョコを食べておく。

試験の状況はというと、時間制限の半分で書き直しもなくフィニッシュ

文字数も丁度。

高校時代家出していた際にクリアした小島監督ポリスノーツネタがここで活かされた。

倍率20倍、受験番号1。更に二週間後、合格

偏差値40代だった落ちこぼれセンターで足きりラインを突破し、

E判定だした第一志望を浪人せず合格出来るとは・・・

ドラゴン桜リアルであるもんだ。


話がずれた。

小論に戻すと、自分が思う一番大事なポイント下地部分だと思う。

読書しろと言われたりするが、一冊読み終わる間に丸写しした方がいいと思う。

実地で問われるのは文やネタのセンスより、時間内に指定字数で起承転結させる文を書く力。

文やネタのセンスは大学受験までに色々遊んで身に着けろ。


つうわけで、天下分け目の夏に10年前大学受験を過ごした自分からの役に立たないお話でした!

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