「つぅいったー書き始めると満足しちゃって日記がおろそかになる」。
「リツウィートでどーでもいいことでも脊髄反射的にパスしてしまう」。
「みんなツイッター始めているので私もやりたいんだけど、何が面白いの?」
なんていう話は多少の違和感を感じつつ比較的寛容に受け流しているのだけれど、今回のヒウィッヒヒーには正直、うんざりした。
まずその情報の中身の無さである。
もともとつぶやきなんてのはクローズドな環境で発せられる、自分以外に意味をなさないものなの。
それを友達がたまたま聞きつけて、面白いねそれ、なんて無為の時間つぶしのおしゃべりネタにするくらいがいいわけ。
そういうのが可愛くて楽しい、こともある。
こんなことがあった。玉川図書館で二学期の期末試験勉強をしているときに、彼女が一生懸命小声で何か言ってる。
「なにいっとるん?」
「こーとじう゛ぉわーるじゃまいかー」(~じゃないかぁ、の口調で)
「ん?」
「なに?」
「コーヒーの(忘れた)の世界第1位と第2位。コートジヴォワールとジャマイカ」
瞬間、萌え死にしそうになった。
これは僕と彼女だけに意味のある話。それが世界中に喧伝されてしまうと、この体験の価値が違ってくる。
広瀬香美と勝間和代がどんだけ仲がいいか知らんが、パブリックな話にするには中身がすっかすかなわけ。
そのすっかすかに何千人かが乗っかってみんなしてヒウィッヒヒーとか言っちゃってて。
お前らもうちょっと何とかならんのか。とは、今更のようには言わないが、
自分の子供がヒウィッヒヒーなんてネットで使っているのを知ったら、
僕はいちんち泣き暮らすだろう。なんで子供が選択した生き方を、センスを、親が理解できないのか。
こんなのニュースにすんな、って話です。あくまでつぶやきなんだから。
その思い出を売ってくれ。