思うところがあって、メシを食いながら色々考えた。
一定の割合で本当にダメなやつがいる
ということだ。
振り返ってみてほしい。学生時代、同じクラスに1人ぐらい、本当にどうしようもないやつがいなかっただろうか。勉強ができないとかグレてるとかそういうんじゃない。ましてやはてブでよく話題になる非コミュとかでもない。そんなのはまだまだかわいいほうだ。
・・・書いてみたがうまく表現できていない気がする。とにかく物事の理解が一般的なところから大きく逸脱しているやつだ。
そういう人は何か1つ特殊な才能を持っている、というのはあくまで稀有な例だ。ジミー大西とか。大抵のこういうやつは周りの人に迷惑をかけながら迷惑をかけていることに気がついていない。
windowsがMeだった頃、IT系の専門学校で同級生だったA君。高校卒業→専門学校入学という、普通のパターンで進んできたやつだ。
彼は最初から最後まで成績が振るわなかった。しかもそれをどうにかしようという気がない。
専門学校なんてのは学校から伸びたパイプを使って就職先を決めることが、ただそれだけが強みなのに。
他にも勉強が出来ないやつは多かったが、こいつは本当にどうしようもなかった。
しかも性格が悪い。なぜか人を見下し、人を利用することしか考えていない。
果てに、彼が定めた卒業研究は「SQLでホームページを作る」だった。
A君と同級生のBさん。同じ学年だが、就職→専門学校に入りなおしという一定数いるパターンの人。当時30歳。
30歳で専門学校に入学なんて、かなりのつわものか何も考えていないバカのどちらかだろうが、彼は後者だった。
同じように就職→専門学校に入りなおしの人は、年齢に関係なく大抵前者であり、成績もほとんどが上位にあり、資格取得にも積極的だ。当たり前だ。普通の社会人経験があれば、専門学校に入りなおしなんてのはよほどの覚悟が無ければできない。
Bさんは何も考えていない人だった。典型的ブサ男のくせに、やたらと同じクラスの女子にアタックを仕掛け、散り、その日のうちに別の同じクラスの女子にアタックするアホだ。もちろん女子側はきっちりとした情報共有ができているわけだが・・・。
成績も底辺。A君がいるからビリではない、という程度。卒業研究で何をやったのかは知らないが、卒業後に入社した会社をほんの数ヶ月でやめたことは風の噂で聞いた。
これがこの長ったらしい文章を書くきっかけだ。
この人は物事を結びつけて考えることが出来ない。野球で例えれば、マウンドに立った時にゲームの流れや点数を忘れてしまうキャッチャーみたいな感じ。全体を見渡して判断することができない。できないレベルがハンパじゃない。多分、アスペルガーとかそういうやつだ、と勝手に思っている。
少し思い出してみるだけで3人もでてきた。きっと結構な割合で本当にダメなやつがいるのが社会ってもんなんだろう。
一定の割合で存在するとして、こういうダメな人たちと仕事をしなければならない世の中の人たちは、どうやって彼らと仕事をしてるんだろう。本当に心からの疑問だ。スケジュールを任せたら見当違いのものを出してくるし、技術を教えてみても多角的に見ることが出来ないせいでわけわからんことを言うし。
私は自分の周りの人に比べて気が長いようで、やんわりと彼らと付き合ってきたが、そろそろ限界だ。切り捨てたい。彼らが必ずしも悪いわけではないと思ってる。Cさんのように病気っぽい人や家庭環境に難があった人など、自分ではどうしようもない人もいるだろう。理解したつもりだった。ただのつもりだったようだが。