FXには、“買いポジション”の「安く買って高く売る」という売買方法と“売りポジション”の「高く売って安く買い戻す」という2つの売買方法があり、相場動向にあわせて、買いと売りの両方からポジションを持つことができます。
買いポジション
1ドル=100円のときに円を売ってドルを買い、1ドル=120円で(円安・ドル高)ドルを売って円を買い戻します。
売りポジション
1ドル=120円のときにドルを売って円を買い、1ドル=100円で(円高・ドル安)円を売ってドルを買い戻します。
一万通貨単位=一枚
証拠金10万円 レバレッジ10倍 ドル円1ドル=100円⇒1万通貨取引
1円マイナス(1ドル=100円→99円)⇒1万円のマイナス
証拠金10万円 レバレッジ100倍 ドル円1ドル=100円⇒10万通貨取引
1円マイナス(1ドル=100円→99円)⇒10万円のマイナス
証拠金1万円の場合、レバ100倍で1万通貨単位の取引が出来ます。
証拠金が100万円あれば、レバ1倍で1万通貨単位の取引です。
証拠金50万円で1万通貨単位の取引をするなら、レバは2倍になります。
ニューヨークダウは、夏時間は、日本時間の22時半に寄り付き、朝の5時が最終。
冬は、23時半に寄り付き、朝6時までとなっています。
動きが活発になるのは、23時~25時の間。
寄り付いた当初は、米指標などが活発に発表される時間帯ですし、
25時あたりがロンドン市場がクローズする時間帯。
取引の手仕舞いもでる時間帯だけに動きが出てきます。
指値注文
希望の値段を指定することです。
買う時は「この値段以下で買い」で、売りの時は「この値段以上で売り」というような注文方法です。
逆指値注文
逆指値というのは「上がれば買い」「下がれば売り」とする注文方法です。
「下がれば買い」「上がれば売り」という普通の指値注文のちょうど“逆”になるので逆指値と呼ばれてます。
外国為替の取引にあたっては、必ず、売値と買値の2つのレートが存在します。
この買値のことを「ASK」、売値のことを「BID」といいます。
ASKで示された値で買い、BIDで示された値で売るわけです。
銀行では TTS・TTB と店頭表示されます。
TTS=Telegraphic Transfer Selling rate=ASK
TTB=Telegraphic Transfer Buying rate=BID
TTSのSは、銀行からみたSellであって、預けるお客さんの側からすると外貨を買うレートなのです。
TTBは銀行が顧客に対して外貨を買い取る(外貨を円に交換する)時に用いられる為替レートなのです。
Bid(ビッド)レートと Ask(アスク)レートの差の、
二つの買値と売値の差をスプレッドと呼んでいます。
【銀行が買いたいレート】-【銀行が売りたいレート】=2つの買値と売値の差(スプレッド)