■制作者の立場。依頼者の立場。

Web制作の仕事をすると、両方の立場に立つことがある。しかし、両方とも相手の対応に悩まされる場合がある。例えば以下のような例がある。

■俺が依頼者で外注（制作者）に頼む場合

・1～10まで指示を出さないとやってくれない

・レスポンスが遅い。メールの返信が遅い

・制作料金は安くならない。相場通りの価格

・制作物に対する指摘をすると不機嫌になる

・契約外のことはどんな小さな事でもやらない（やるなら追加料金）

こう思っていると、Web制作者の人達から「当たり前だろ！」「ふざけるな！そんな事出来るか！」「酷い糞クライアントだな！」と言われる。

□俺が制作者でクライアントの仕事を請ける時

・1の指示を10まで膨らませて提案する

・出来るだけ早く返答する。メールだけでなく電話もかける

・相場より制作料金を下げる（値切られる）

・制作物にミスがあると罵倒される

・契約以上の事をしても評価されない

しかし、俺が制作者だとこういう状況である。中には「そんな条件を飲んでいるお前が悪い！」と言う人もいるだろう。でも、出来るだけクライアントのニーズに応える仕事がしたいと思うし、Web制作だけではなく、他の仕事でもこういう事があるので、仕方ない部分もあると思う。

俺が依頼者の時、自分の経験を踏まえて出来るだけ制作者には無理を言っていないつもりだ。出来るだけ気持ちよく仕事をしてもらいたいし、常に感謝の気持ちを持ってやってもらっている。しかし、こちらの意見を飲んでもらえることは少ない。

クライアントの意見を飲まない制作者が多い。しかし、制作者の意見を飲まないクライアントも多い。これでどうやって仕事が成り立つのだろうか？他社は成り立っているのだろうか？っといつも疑問に感じる。

あくまで「元増田が無能なだけで、みんなきっちりやっています」と言うなら努力して改善していくが、現実は俺だけの問題でないような気がする。

Permalink | 記事への反応(4) | 14:41

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