2009-04-30

親睦会について

第一に驚いたのは、(元含め)彼女持ち彼氏持ちが非常に多かったこと。たぶん半数は居たと思う。今までは「友人の友人」くらいのポジションでしか恋人持ちは見たことがなかったし、私自身も、いわゆる「イコール人生」な魔法使いコースの人間なので、これには非常に驚いた。世間では結構恋人なる存在は当り前なんだねえ……。何処にそんな余裕が……と思ったけれども、実はエロゲ代と時間の方が負担は大きいのかも知れない。生々しい話も幾つか聞けたが、創作でしか恋人を知らない私には新鮮で、大変勉強になった。もっとも、経験するのはごめんだと思った。しようとしても出来ないだろうけれども。

第二に驚いたのは、(私自身が)同年代の異性と普通に話す技術がたった数時間で身に付いてしまったこと。半生くらいというか、2桁の年月にわたって歳の近い異性と(「暖めますか?」「お願いします」等除いて)話したことが無かったので、話なんてしたら挙動不審になってしまうと思っていたのだけれど、何か自然に会話出来るようになった。人間適応能力って凄いものだと思う。しかし……明らかにモテない雰囲気の私の周辺に異性ばかりなのは何かの陰謀だろうか……。付随して、もっと異性の方にキモがられると思ったけれども、意外に普通に話しかけてくれたことにも驚いた。表には出さないというだけなのだろうけれども、皆の前で笑い者は嫌なので、正直とても有り難かった。

何かの度にこういうのが繰り返されると思うと少々鬱ではあるけれども、予想していたよりは辛い行事ではなかったし、何とかやっていけそうだと自信を持てたのだった。

ここで、幾つか学んだことがあるので、自分のためにも書き残しておく。

  • 異性と顔を合わせるときは、たとえば、貯め込んだ画像の選別時の観察と同等にみなす。こうすることで客観的に観察することが出来、緊張無く目を合わせ応対することが可能となる。隣の相手には、瞳のみをじっと観察すれば顔全体を意識することがなくなり、一つのオブジェクトとして捉えることが可能となる。
  • 女性の話は、基本的に聞き流していれば良い。とりあえず目を合わせて、期待される方向性を持った返事を返したり相槌さえ打っていれば、話は勝手に進んでゆく。真面目に考えて返事をしても、何だか微妙な顔をされる。
  • 女と話したがる男は多いっぽいので、必要に応じ適当タイミングでに周囲の男に話を投げれば、何やら勝手に処理してくれる。
  • 恋人の悪口は愛情の証拠。相槌はよいが、決して乗せられて悪口を言ってはならない。何だか残念そうな顔をされる。
  • 下ネタは意外に大丈夫らしいが、乗せられないよう注意する必要がある。特に、たとえ冗談めいた口調でもイナイ歴を語ってはならない。空気が一変してしまう。
  • 適度に自ら話すこと。黙っていると気を遣って余計に周りが話しかけてくる。適度に自ら話すことでいわば空気化するため、コミュ量を節減出来る。
  • 酔ったふりをすること。酔ってダウンしかけた状態ではあまり話しかける人もいないらしく、コミュ量を節約出来る。

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