親睦会について
第一に驚いたのは、(元含め)彼女持ち彼氏持ちが非常に多かったこと。たぶん半数は居たと思う。今までは「友人の友人」くらいのポジションでしか恋人持ちは見たことがなかったし、私自身も、いわゆる「イコール人生」な魔法使いコースの人間なので、これには非常に驚いた。世間では結構恋人なる存在は当り前なんだねえ……。何処にそんな余裕が……と思ったけれども、実はエロゲ代と時間の方が負担は大きいのかも知れない。生々しい話も幾つか聞けたが、創作でしか恋人を知らない私には新鮮で、大変勉強になった。もっとも、経験するのはごめんだと思った。しようとしても出来ないだろうけれども。
第二に驚いたのは、(私自身が)同年代の異性と普通に話す技術がたった数時間で身に付いてしまったこと。半生くらいというか、2桁の年月にわたって歳の近い異性と(「暖めますか?」「お願いします」等除いて)話したことが無かったので、話なんてしたら挙動不審になってしまうと思っていたのだけれど、何か自然に会話出来るようになった。人間の適応能力って凄いものだと思う。しかし……明らかにモテない雰囲気の私の周辺に異性ばかりなのは何かの陰謀だろうか……。付随して、もっと異性の方にキモがられると思ったけれども、意外に普通に話しかけてくれたことにも驚いた。表には出さないというだけなのだろうけれども、皆の前で笑い者は嫌なので、正直とても有り難かった。
何かの度にこういうのが繰り返されると思うと少々鬱ではあるけれども、予想していたよりは辛い行事ではなかったし、何とかやっていけそうだと自信を持てたのだった。
ここで、幾つか学んだことがあるので、自分のためにも書き残しておく。