2009-04-21

夢の中でぼくは違う人生を歩んでいた

たかい志をもって、東京にでてきたはずなのに、

結局はしがない飲食店の店員をやっている。

大学は出たものの、いまの仕事経済学の知識なんか役に立たない。

一日中必死で働いて、家に帰ったらいつも日付が変わっている。

大学時代から付き合っていた彼女とは、

半月遠距離恋愛の末、あっさりふられた。

ほとんど東京に友達はいないから、休みの日も一人だ。

就職してから一年間、この生活に耐えてきたものの、

自分が何のために生きているのか分からなくなってきた。

仕事へのモチベーションもなければ、

将来への希望ももてない。

もう、いっそ大阪に帰りたい。

大阪に帰ったところで、やる仕事もないのだろうけど。

という夢を見た。

妙に生々しくて恐ろしかった。

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