2009-04-11

どんなに原作が良作であっても、実写になってしまえば駄作になる

本当に実写にして良かったなぁと思える作品はあまり多くない気がする。

昨今は何でも映画にしてしまったりするので駄作の領域から決して離れる事ができない。

本当に作りこんでいる作品原作を忠実に表現できた作品などは

いつになっても視聴者から称賛されるのだ。

最近みかけた駄作といえば、ドラゴンボールだろうか。

原作者が苦笑い。これが何を意味するかと。

そんなドラゴンボールに続くように、「ひぐらしのなく頃に 誓」が作られたらしい。

自分原作を知り合いから教えてもらい読んだのだが、くだらないネタはともかくとして、なかなか面白かった。

・・・最初の4話くらいまでだが。

後から付け足したような話になってしまった時点で、「あぁ終わったな」と思えた。

本当に作品が終了した後に実写になると話を聞き、原作にどこまで近づけるかが問題だろうなと考えていたが・・・

公開後のネット批評は極めて厳しく、ほとんどが口を揃えて「つまらない」だった。

実際に見てみたが、やっぱりつまらない。

そもそも原作キャラの濃さを表現できるわけがない。

どれもこれも一癖も二癖もある登場人物たちなのだ。

それらをどうにか補整するには、原作舞台物語を上手く表現するしかない。

が、それも出来ず駄作で終わる。

そんな作品であったのにも関わらず、「ひぐらしのなく頃に 誓」を作ったという。

これがどうなるかは分からない。

しかし、今までの流れを覆す事ができるような作品とは、到底思えない。


原作に人気があったとしても、実写ではそれを超える事はできないのだ。

所詮は架空世界の話なのだから。

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