まず、学生時代は男子だけでなく女子にまで陰湿な嫌がらせをされていた。
クラス全体にハブられて、ぼっち状態の俺に罵るような言葉を四六時中浴びせ掛けてきたし、
下校の時はおろか、登校の時まで自宅の前でわざわざ待ち伏せをして粘着してくる徹底ぶりだった。
男子連中から弁当を隠されて腹を空かせていた時なんか、自分の弁当を無理矢理俺に食わさせたくせに、
「礼をしろ」とか言い始めて、俺の唯一の安息日である休日にそいつの買い物の荷物運びをさせられたこともある。
高校を卒業。無事大学に進学してやっとイジメから開放されたと思ったら、同じキャンパスにそいつも入学していた事を知った時は目眩いがしたよ。
クラスの奴らが誰も入れないような難関大学へ、死ぬような思いをして入ったというのに……
「あら、奇遇ね」とか言いながら意地悪く笑ったあいつの顔は今でも忘れられない。
大学4年時。今度こそ確実に逃げ出す為に超一流の企業へ就職すべく廃人のような生活も送ったにも関わらず、
またしても「あら、奇遇ね」と言いながら奴は現れたんだ。
ちなみに、就活シーズンにそいつの顔が死人のようにやつれていたから、柄にもなく心配してやったら
「お前のせいだ」と因縁をつけられたのも覚えている。
そういえば大学受験の時も、あいつは一時期もの凄くやつれていたような気もするが……まあ関係ないだろう。
そして今、人の家に強引に押し入って、食事は疎か寝床すらも勝手に奪ったその女が一枚の紙切れを俺に突き付けてきた。
何だかよく分からない細かい文字が沢山書いてあって、その中にある小さな白枠にハンコを押せと迫ってくる。
嫌がらせに使われると踏んだ俺は、慎重にその枠にハンコを押したらどうなるかを尋ねてみた。
そうしたら、そいつは「あんたの苗字を貰ってやる」と意味不明なこと言いやがった。
なんだよ、苗字を貰うって。
顔を真っ赤にしているけど、きっとアレは笑いを堪えているのだろう。
ハンコを押したらまた酷い目に合うに違いない。
お幸せに。 まあ、ハンコを押してから40年ぐらいしたら地獄になるかも?だけど。
オタの人ってやっぱりこういう「何もかも与えて貰う」という状況に憧れるのだろうか。 自分は何もしなくても勝手に相手から好きになってくれて、いろんなプロセスを勝手に相手がア...
文章から「俺は勝ってる」感が滲み出ているが、ハタから見ると全然うらやましくないどころか破滅が見えているパターン。
破滅の具体的なシナリオplz
http://anond.hatelabo.jp/20090316134742 ネタなんだよな。ネタに違いない。ネタだ。きっと、そうだ。でも、言っちゃおう。なんだ、その一方的な押しまくられ感は。自分の決断でしたことじゃな...
押しかけ型ラブコメの別解釈だと思うのだが、元ネタがわからん。というか、このシチュで、天国感バリバリの作品が出来そう。