2009-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20090310105622

たとえば小沢秘書アレゼネコン関連の場合、道路とか橋とか箱物は公共のインフラとして国民生活に必要という一面がサブカルチャーと違う。国や自治体税金ゲームとかアニメとか作らせるなんて事例なんて殆ど無いよね(啓発ビデオの類が僅かにある程度かな)。

次に、そういった公共のインフラって、会社の規模さえそれなりなら出来上がるモノも大した差は無いんだよね。そこもサブカルチャーとは決定的に違う。「この橋は橋梁建設に実績のある○○建設が造ったから安心だ」とか「この道路がボコボコなのはアスファルトの扱いがヘタな××組だからだ」とか考える人なんて殆どいないでしょ?

しかしサブカルチャーの場合、製作物がつまらなかったらあっさりと凋落するし、一つヒットを飛ばせば一気に業績を持ち直したりする。こればかりは、行政がどれだけ介入しても干渉は出来ない。つまらないものを面白くする力は、行政には無いしね。

この二つだけを見ても、サブカル業界では「企業政治家献金→その意向を受けた政治家企業の有利に働く→見返りに企業はその政治家選挙で応援する」という構図が発生する確率ゼロに等しいと思う。税金で支援したり仕事を作ってやったりする理由が無いし、仕事の成果(制作物)は道路や橋と違って当たり外れが大きすぎる。

サブカル利権」なるものを発生させるには、まずはサブカル全体の利益にかなう働きかけをしてくれる政治家存在が不可欠のように思う。

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