キャラクターはあるけど設定その他が極めて薄いから、
他人のキャラで話というかエピソードやシーンを描いてみたいって作家にとっては非常に都合がいい
そういう他人のふんどしな部分は、
基本的に他の作品の同人、、、例えばジャンプやマガジンとかの漫画や、あるいはアニメや小説でも同じなんだけど、
東方がこれだけ受け入れられたのは、ズバリ、シューティングというジャンルだから。
いくら回を重ねても、新タイトルが出ても、ドラマという意味では大きく進行しないため
「このキャラこんな設定が付いちゃった!」 とか 「あれ? 性格違うくね?」とか
「XXXが○○○に負けちゃった」 とか 「好きなキャラが死んじゃった!」というオフィシャルな影響の心配がほぼ全くない
心置きなく自由気ままに動かせるから、上記のような半生オリジナル志向な同人作家にとっては非常に便利
漫画や小説のように、練り上げられたストーリーや印象深いエピソードと全く無縁な”限りなく薄いおかゆ”作品に
なぜここまで参加サークルが増えたのか、ずいぶん長らく謎だったが、
なるほど、薄いおかゆだからこそ勝手な味付けが自由、という部分がウケたのだとようやく理解できた
つまり、東方イベントは主に参加するサークル側の事情で拡大しており、
それを買うのは(東方という記号でまとめられてはいるが)半分オリジナル話が好きな読者層であり、
そのキャラクター自体に萌えたり、ガチエロを求める層は非常に薄いと思われる
東方の客は、おそらくコミティアやそうさく畑に近い嗜好で参加しているものと推測される
そこで求められる本はすなわち、オリジナル本に近い要素(絵柄とエピソード)であって、東方自体は単なる記号に過ぎないと思われる
http://anond.hatelabo.jp/20090202222616 間違いと言うにももう典型的な東方の同人論パターンの一つ。 無論ただの記号として見るサークルも少なくは無いがそれも一面でしかない。言いたい事もあ...