2009-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20090201115839

 ががっと勢いで書いてあるからかも知れないけれど、一瞬意味がわからなかった。

あるクライアントとの打ち合わせのアポをとる時、「夕方しかあいてないらしい」っていう同僚の話をきいて、「じゃあ夕方に連絡します」って言い切った時にはぶち切れた。まず朝イチに連絡しろよ!その時間に確実にあえるようにアポとれよ!って怒ったら、

 「どうしてそういう考え方になるのか、理解できません」って逆ギレされたよ。

 なんで朝一? というのがわからなかった。なぜ今電話して、明日の夕方のアポをとるのではないの?

 たぶんここには、今日はもう時間が遅いからという理由があったりとかするのかもしれないけれど。

 夕方にしか打ち合わせの時間がとれない相手に、夕方連絡してこれから打ち合わせというのは確かに拙い。


 文脈的に言えば、筆者が「打ち合わせ」と「アポイントメント」を明確に区分けしていない、というのがとてもわかりにくいんです。

 そんなの普通わかるじゃんと言われるかも知れないけれど、これは言っている人が明確にわけて説明しないと聞いている方が混乱してしまうんです。混乱してしまうんですよ。


 つまり「打ち合わせの時間は夕方でもかまわない」、でも、「夕方に確実に打ち合わせ時間がとれるよう、アポイントメントを事前にとる」という作業が必要であることを、直感的に理解できない人は実は結構います。それまでずっと直前になってアポとったり、その場しのぎをしていたかと思うと、背筋が寒くなりますが。


 思うに部下の方は、カタカナ語根本的に理解できていないのだと思います。例えば「アポイントメント」を「予約」にしてみましょう。「じゃあ夕方に予約の連絡をします」と言った部下に「直前に予約の連絡をいれるバカが居るか! まず朝イチに連絡しろよ!」と言えば、部下もああなるほどと思うわけです。

フレームワーク思考」という言葉も出てきますが、「常日頃から仕事の優先順位を考えろ。緊急度が高くて重要度が高い物からやれ」と、そもそもフレームワークにはごちゃごちゃといろいろ考えるべき事が混ざっています。部下の人にはおそらくある程度までは作業の交通整理がまだ必要で、それがイメージできるまで時間がかかると思います。それをいかに短縮するかは、いかに教育するかだと思いますよ。バカバカ言うだけではなくて。

 逆ギレは言ってみれば、筆者が言っている説明には欠けてる部分が多すぎて、部下はそれを想像力で補いきれてないのだと思います。

 まずはカタカナ語日本語にしてみるところから始めたらどうでしょうか。たいぶ改善すると思いますよ。 

記事への反応 -
  • http://d.hatena.ne.jp/repon/20090118/p1 馬鹿な部下がいる。 今はやりのフレームワーク思考、なにそれ?って感じ トコロテンのように、前から来た仕事からしかやらず、重要なものを納期ぎりぎ...

    •  ががっと勢いで書いてあるからかも知れないけれど、一瞬意味がわからなかった。 あるクライアントとの打ち合わせのアポをとる時、「夕方しかあいてないらしい」っていう同僚の...

      • あるクライアントとの打ち合わせのアポをとる時、「夕方しかあいてないらしい」っていう同僚の話をきいて、「じゃあ夕方に連絡します」って言い切った時にはぶち切れた。まず...

    • 怒鳴って人が育つのであればいくらでも怒鳴ればいいと思うけど、 非常に非効率だと思うし、単に鬱積をためていくだけだと思う。 部下をバカだと決めつけたい気持ちも分からないでは...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん