2009-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20090117221356

私はひどく男に飢えていた。

それというのも先日、3年付き合った彼と別れたからだ。

彼は同じ船大工仲間で、私の先生だった。

しかし、作業中の怪我がもとで彼の目はだんだんに見えなくなっていった。

目がみえないことによるストレスで、私たちは毎日喧嘩していた。

それとは反対に私は腕をどんどんあげていき、1人で船を作れるまでになった。

ある日、不思議なことに目が見えないはずの彼が

怒りに任せて投げつけたのみは私の肩に刺さった。

もう一緒に居られないと思った私は、彼と別れて旅に出ることにした。

そんなときだった、船が難破したのは。

無人島についたときには体の芯から疲弊していた。

いえ、私はもう何ヶ月も前から疲れていた。

私はもう何ヶ月もセックスしていなかった。

そこに現れたのが彼だった。

以前つきあった彼によく似ていて、筋肉のついたよい体つきをしていた。

彼は「妻を探すために船を修理してほしい」と私に頼み込んだ。

彼に奥さんを見つけさせたくなかった。

そんなことをさせたくはなかった。

私は知らぬ間に世界を呪っていた。

「みんなが不幸になればいい」と私は思っていた。

だから「私と寝たら船を直してあげるわよ」と言ってみた。

どこまでも苦しめばいいのだ。

これは私の復讐なのだから。

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