2009-01-10

「他人に迷惑をかけるな」っていう教育は悪いと思う

昔っから思っているのだが、「他人に迷惑をかけるな」っていう教育は本当に悪いと思う。「他人に何をしてあげられるか考えなさい」ならいいんだけど。小学生のころから、「一番他人に迷惑をかけない方法は、自殺することなんじゃないかなぁ」って思っていた。

いや、そりゃ、自殺自体も、やり方によっては他人に死体処理で迷惑かけるよ?硫化水素自殺とか、大迷惑だよね。だけど、そんなの、他人に迷惑をかけないやり方もあるでしょ。樹海とか山の中で誰にも知られないように首吊りすれば、ほとんど他人に迷惑かけずに自殺できるでしょ。

硫化水素自殺飛び降り・飛び込み自殺は、「他人に迷惑をかけるからやっちゃいけない」と思うけど、樹海で一人で首をつるのは、常識的に考えて、「誰にも迷惑をかけていない」ように思えるんだけど。死ねば、未来永劫、「他人に迷惑をかけずにすむ」わけだ。

自殺まで話が飛躍しなくても、「自分が情けない、誰々に迷惑をかけてしまった、申し訳ない」と思い、「他人に迷惑をかけないのがいいこと」であることを信じてしまっているばっかりに、人を避けて、こっそり暮らしている人は大勢いると思う。「赤の他人に迷惑はかけたくないから、せめて迷惑をかけるのは親族だけにしよう」と思って、家に引きこもっている人とか。

日本人無宗教だといわれるけど、「他人に迷惑をかけてはいけない」という点は日本人に共通する非常に強い価値観で、ある意味宗教より強いものだと思う。日本人自殺率が高いのも、この「他人に迷惑をかけてはいけない」という信条があるからなのではないか、とすら思う。

確率的に、迷惑をかけてしまうことはある。うつ病は一生の間に、15%程度の確率でなるし、人口の1%は統合失調症だ。「意志が強くてマジメなら、他人に迷惑をかけずにすむ」なんていうのは、全くの幻想。「いかに他人に喜ばれることをするか」ということを考えるほうが、ずっとマシだと思う。

要するに、いいたいのは、「他人に迷惑をかけるな」という日本人にはびこる教えが、日本の高い自殺率やうつ病の遠因だと思うということ。そう思うのは、俺だけ?

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