この文章はオーフェンについてのネタバレと妄想、そしてハルヒについての妄想を多分に含んでいるので閲覧注意。
オーフェン第二部に登場するコルゴンは、非常に不幸な男であった。なんせ愛した女が人造人間。しかも無意識に周りの人間の心を支配してしまうという能力付きの。コルゴンがその事実を知ったときの苦悩はいかなるばかりか。自分がロッテを愛する気持ちは、ロッテが自分を都合よく操るために精神支配した結果じゃないか?本当の自分の気持ちではないのではないか?彼はそれを否定したくて仕方がなかっただろう。だからロッテに冷たくあたり、自分はロッテの都合のいいように動いてなんていないと何度も心に言い聞かせていたのだろう。そして魔王の力を手に入れて、ロッテを本当の、普通の人間にして心から愛したいと、そう望んでいたことだろう。しかし、それは叶わなかった。彼がロッテから受け取ったのは一発の銃弾だけだった。そしてロッテは死んでしまった。
さて、ここで話はハルヒにがらっと変わる。私はハルヒをテレビで見ただけなので、それ前提で話を続けさせていただきたい。
ハルヒの能力というのはロッテに通ずるところがある。本人は無意識なのに、周りの世界を自分が望むように作り替えてしまう力。このことを知っているキョンは、果たしてハルヒを愛することができるのだろうか?自分の気持ちが本当に自分の気持ちだと信じることができるだろうか?それが気になってしょうがない。アニメを見る限りキョンはそんなこと大した問題ではないと思っているようである。コルゴンが越えられなかった壁をキョンはひょうひょうと登ってしまっているのだろうか?
ラノベに詳しい方の解説求む。
オーフェンか。懐かしいな。 今思えば、90年代的セカイ系の典型的な作品だったように思える。 あの頃は、エヴァとかFF7とかスレイヤーズTRY(アニメ)とか オタク界隈にセカイ系作品が...
当時にセカイ系という言葉はなかったはずだし、セカイ系ってボクと彼女の関係が世界の全てって言う物語で、増田が挙げたものは全てそれには当てはまらないと思うんだが。 セカイ系...
そうだね、たしかセカイ系の走りはサイカノ辺りのはずだから2000年以降になる。 元記事の人は用語を間違えてるね。
オーフェンもハルヒも詳しく知らないけど、精神を操ることができるんなら相手に疑問を抱かせないようにすることもできるんじゃないの?