加藤はアキハバラの前に一度自爆テロをしている。
それは受験からの逃避だ。
加藤が普通に受験していればある程度の大学に行けたことは多くの人は認めるだろう。
なぜ、彼は親元を離れ、似つかわしくない、親元から離れた専門学校に行ったのか。
それは母親への復讐であろう。
良い大学に行き、まんまと母親のプライドを満たすことは、彼にとってとてつもない苦痛であったに違いない。
そこでジレンマに悩みながらも、自分の人生を犠牲に母親への復讐を果たしたのだ。
アキハバラの惨劇は、5年前の自爆テロで魂を失った加藤による歴史の繰り返し、自然な帰結であると言えよう。
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