2008-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20081107101255

妊娠したら少なくない確率で死ぬしかない

国立社会保障・人口問題研究所発表している、1899年から2006年までの妊産婦死亡率のデータがこれ。

http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2008.asp?fname=T05-30.html

妊産婦死亡率とは、出産10万件当たりで、妊娠中または出産後42日未満に、

妊娠や分娩が原因で死んだ人の数。

表を見ればわかるけど、21世紀に入ってからも、1990年代と比べてさえ、妊産婦の死亡率は下がっている。

増田が何年くらいに生まれたかは知らないけど、仮に1980年前後の生まれだとしたら、1/4になっている。

自分のカーチャンが自分を生む代わりに死んだであろう確率の1/4を、

「少なくない確率」と思うかどうかは個人の自由だけど。

(言い方次第なので、「出産10万回あたり5回死にます」と言われれば、怖いかもしれない)

ちなみにこの数字、スウェーデンドイツよりも低い。

だから、高福祉国家に行けばより死ににくいというものでもない。

結局、「ごくまれな事例を取り上げる」ことが目立ちすぎているのかもしれないね。

たしかそれって、「詭弁のガイドライン」にあったような気がするが。

  • 結局、「ごくまれな事例を取り上げる」ことが目立ちすぎているのかもしれないね。 医療系の話題はそういうの多いね。 インフルエンザによる死亡者数より遥かに少ない「タミフルに...

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