もしもあなたが金融危機を知らなかったら、危機が危機となって襲ってきたときになにができるだろうか?思考トレーニングの一環として考えてみる。
秘書課の子なりに聞くのがいいだろう。銀行へどれだけ回っているのかを調べる。
メインバンク以外も重点的に回りだしたら資金がショートしている可能性がある。
・取引先に顔をだそう
キャッシュフローに滞りが発生すると転ぶ可能性がある。
今やっている仕事の発注元がすべてなくなっても組織を存続させるすべを考えておこう。
次の仕事の引き合い状況を確認しておこう。
新しいライバル(それも格上)が大量に参入してくることを予期しておこう。
前回のバブル崩壊のときは勧銀とかでATMも貸金庫つかえないような状況になった。
生活資金10万円だけでいいのでひきだしておこう。ASAP
また経営者の人は今月分の支払だけでも前倒ししできるならいまのうちに済ませてしまうのがいい。
今回の危機は信用の危機なので掛売り、掛買いはできるだけ圧縮しておこう。
・お米を3か月分買っておこう
どうせ食べるんだ。買っておいても無駄にはなるまいて。
場所をとるかもしれないけど人間も動物。飢えは理性を損なわせ正常な判断を遠ざける。
自分の周囲にも買い置きを進めておくこと。回りも備蓄してくれれば奪われずに済む。
年の暮れに食糧の心配とかいやだろ?
・飯の種をさがしておこう
自分のやりたいこと、自分にできることから少し離れて、
最悪これをやれば食いつなげるなという方法を見つけておこう。
これは精神衛生上の保険だ。これをやらないつもりでがんばろう。
・保険やローンの状況を確認しておこう
今回真っ先にダメージをうけるのは金融機関。次に保険会社、そして不動産。
生命保険についてはイザというときに契約状況を問い合わせられる状況にしておこう。
すぐには動かせないものなのでいまさら。ただ諦めも肝心。
状況もわからず無為にやきもきはしないですむ。これも精神衛生上の問題。
・銀行口座を確認しよう
眠っている通帳はないか?記帳しにいこう。解約しなくてもいいから整理しよう。
休眠口座は1000円でも預金して直近で取引履歴を残しておこう。
・いろいろな立場の人に会おう
立つ位置が違えば同じものを見てても違う感想がでてくる。だが、どれも真実だ。
その意見を踏まえて風向きを確認しよう。
パニックに巻き込まれたくなければ危機をまだ認識していない人には近寄るな。
燃え終わったところをさがそう。一度燃えたところは比較的安全だ。
・両親に元気にしてるかと連絡しよう
あなたがしたように両親にもおなじことをしておいてもらうようにしよう。
もしも会社がダメになったときにまずすべきは月々の出費を減らすこと。
景況感が悪い時期に仕事を探してもいい職にはありつけない。
とりあえず、まだ序盤。