2008-10-26

喪女ホストクラブに行ってきた

喪女だよ! ふと人生ホストクラブに行ってきた。

別にイケメンと会話したいという浅はかな欲望ではない。

オタクなりに生活は充実しているからね。

では何故って? それはね、どんなものか興味があったからだ。

箱があったら開けるだろう? 開けない? 私は開ける。何事も経験だ。

 

まず二重扉の入り口で年齢確認。

中はゴリゴリトランス音楽で埋め尽くされている。

テンションを上げるためだろうか。

寂れた街外れの上に時間帯も時間帯なので客は私一人。

指名制か。ウォーズマンがいないのに誰を指名しろっていうんだ。

イケメン☆ローテーション制も面白そうだったが、

客引きをしている兄さんから指名してくれオーラを感じたので

彼を指名してソファーに座る。

 

焼酎ブランデー飲み放題だという。

まあ太っ腹。もちろんホストの飲み物は私の奢りシステムでございます。

お酒を注文すると目に見えて嬉しそうにするのだ。

私の野口をありがたく飲みやがれ。

 

ブランデーを頼むとまた別のイケメンが現れて丁寧に水割りを作ってくれた。

(その後は、指名した兄さんがなくなる頃合を見計らって

 確認の後に注ぎ足してくれる)

感心したのは、私がグラスを持ち上げるたびに

水滴で濡れたコースターを拭いてくれること。

ゲェー! 細やかな気配り! こいつが接客パワーか!

 

菓子を摘まみつつホストの兄さんと話をする。

兄さんは私と同い年で、下っ端の新人ホストだ。

とある社会貢献系の職業に就くための

専門学校に入るために貯金をしているという。

生活は苦しいらしい。

 

マダムとか誑かして学費を出してもらえばいいんじゃないの」

「んー、騙すとか、そういうのは凄く嫌」

 

フッ、どうやら私の性格の悪さが露呈してしまったようだな!

本当にいい子なのか、あるいは魅力のフェイクなのか

私にはわからないけど、さすがにここは前者だと思いたい。

 

他はまあ、音楽の話とか。恋愛の話とか。

けして否定はせず、穏やかな雰囲気だ。

漫画は読まない、ゲームドラクエレベルというので

いつ会話が途切れるかと思ったが

そのへん絶やさないあたりはよくできている。パーフェクトだウォルター

 

というわけで、

時間+一時間の延長とホストお酒を三杯奢って

7800円。安い店だとこんなものだろうか。

 

 

さて、ホストの兄さんからメールがきた。

アフターケアお疲れ様っす!

でも私はメールが面倒なので返さないぞ。

面倒なことをするのはサービス業の勤めだとも。

 

私にとってはさほど面白いものではなかったが、

たしかに人心を掌握する孔明は張り巡らされているように感じる。

これがツボにはまる女性もいるんだろうなーと思うとなかなか勉強になった。

 

ただなー。

クオリティはこの前行ったニューハーフバーの方が

話術もサービスも圧倒的に上だったなー。

  • 落ちがそれとわw 新人にーちゃん涙目w

  • http://anond.hatelabo.jp/20081026013445 女ってどうしてこう余裕があるの? 明らかに切羽詰ってそうな状況なのに、平然としてられる。 あなたのような女でも、男から性的な視線を向けられるか...

    • ていうか、序盤に「生活は充実してるからね」と言っている人に対して 「切羽詰ってる状況」と判断する意味が分からない

  • この手の文章を批判したいのだがどう批判したらいいのかがわからない。 正確に言うと自分がこの文章に対して感じるモヤモヤをうまく言語化できない。 まあ一言で言うと気持ち悪い文...

    • ちょうど同じことを、俺はトラバの方に感じてしまった。 自分を振り返れば天然かどうかわかるんじゃね?

      • 自分を振り返れば天然かどうかわかるんじゃね? ごめん、意味がわからない。 天然かどうかなんて話どっから出てきたんだ。

  • 面白いのでニューハーフ体験版の執筆希望。 自分の場合こんな冷静に状況や予後を読んだり出来ないからなー。

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