ゲーセンクイーンって知ってるかい?はてなキーワードにも登録されてるね。
「サークルクラッシャー」のほうが詳しく乗っているから知らん人は参照してくれ。
今はどうか知らんが、昔はそういったことがしばしば起きていた。
KOFがまだ98とかの頃の話だぜ。いい時代だったって?そいつぁ気が合うね。
さて、俺が高校生の頃通っていたゲーセンにももれなく存在したそいつは、
しょっちゅうショートパンツで現われては生足で男どもを魅了していた。
誰々とデートしただの海に行っただの、プレゼントをもらったのと
様々な情報が飛び交い、俺はといえば最初から自分のスペックと相談したうえで
勝ち目のないサバイバルへの参加を拒否し、観客席に落ち着くことにした。
まあ、ああいうのはたぶんはたから見ているのが一番面白い。
波風立たないように軽く情報操作したりもしてたけど。
そんな俺だが、ある日たまたまクイーンと二人で話をする機会があった。
雑誌で読んだままの、自分では出来もしないコンボについて一方的に熱く語っている俺に、
クイーンがぽつりとつぶやいた。
「〇〇君(俺)はいいな。変にギラギラしてないから普通に話せる」
ってさ。それを聞いて
(あれ?なんか、こいつはこいつで色々大変なのかね?)
って、ちょっとかわいそうになったんだよな。
もうそれからは皆がクイーンを我が物にせんと躍起になっているところで、
(ちっちっ甘いな君たち、俺だけは彼女の本音を知ってるんだぜ)と
軽く優越感に浸ってみたりしたもんです。
でもやがて専門学校へ通うようになった俺はしだいに地元のゲーセンから足が遠のき、
就職するともうぷっつり行かなくなった。KOFもなんかよくわからん事になってきてたし。
でな、最近久々にそのゲーセンに行ったら知り合いと偶然会ったんで飲みに行って、
前述のエピソードを内心ニヤニヤしつつさりげなくぶっちゃけたんだよ。
そしたらそいつが「それ、俺も二人でいる時に言われたぞ」ってさ。
はっはっはっはっは
そういう知識が明文化されて蓄積されて共有知になるといいよね、 と思いつつ、その頃には相手も手を変え品を変えてくるという。 オレオレ詐欺よろしくいたちごっこになるのはわかっ...
むしろ「すげえ」と思った。
「オタクな男子と付き合いたい。」と書いた者・増田です。 チラシの裏なんだから書き逃げ上等の精神で正直に思っていたことをつらつらと書かせていたただいたのですが、 予想以上に...