少し前の話なのだが、これらの単語が「アラウンド・フォーティー」「アラウンド・サーティー」の略語であり、「40歳前後」と「30歳前後」をさす言葉であることを知った。
で、知人に何故「四十路前後」「三十路前後」ではいけないのだろうかと疑問をぶつけてみたら、
「”アラフォー”だと自分を呼称する人間は40代であり、40歳手前の人間は”30代”だと自分を呼称するだろう。
アラサーに関しても同様のことが言える。俺は38だが自分をアラフォーとは呼びたくない。
つまりは年齢を重ねたという事実をちょっと変わった風に言い換えたい時の言葉なのだ」
という意見を披露された。
けだし慧眼である。
私が「アラサー」になるころにはまた別の言葉が使われているのだろうが、アラフォー/アラサー以前にもこういった言い換えは存在したのだろうか。古い風俗小説を思い浮かべても該当する言葉が思い当たらない。