2008-10-20

やっと「男性側にとって都合がいい」がある程度理解できた

とりあえず「??に都合がいい」という言説は既に価値判断を含んでおり、

ある価値観を前提としてしているという事だ。

例で話すと

例1)AはBに無条件で1万円を譲渡しなければならない

  このような言説はBにとって都合がいい。

これに異論を挟むものは少ないと思う。(そんな都合のいい話があるか。そんな話、裏があるに決まってるからBにとっては恐怖だ。とか現実的な反論はあるかと思うが、それはとりあえずおいて置く)

例2)AはBに年利10%で一万円を貸さなければならない

  このような言説はBにとって都合がいい

だとどうだろうか?例1に比べて納得できない人が多いのではないだろうか。(世界経済危機の状態で無担保&年利10%で金貸す所なんかそうそうないだろ。とか細かい話はおいて置く。)

これは金を貰うという事よりも、借金をするという事の方が価値判断が分かれやすいからである(金を貰う事がうれしい人は多いだろうが、借金をすることをうれしいと思う人は、金を貰う事がうれしいという人よりも少なくなる)

例3)AはBにXbox360PlayStation3Wiiプレゼントしなければならない

  この言説はBにとって都合がいい

もしこれをゲーム脳を支持するほど、ゲームを憎むような保護者が聞いた場合は恐らく納得できないではなかろうか(ゲーム脳支持者でもそれらを売れば金になるんだから納得するだろう。のような細かい話はおいて置く)

つまりこの話には「嫁して三年子なきは去れ」という様な価値観(このような価値観有村氏は「旧弊価値観」と部米していたが)、が前提としてある訳で「全ての男に都合がいい」訳ではない。

当然そういう方向で盛り上がるはてぶも男性社会ではない(ブクマーが全員、旧弊価値観であるなら男性社会なのだろうが)

しかし

この記事を見た時は、男である自分は都合がいいらしいのだが、どうにも自分にメリットが感じられず、さらにメリットを感じない所か、男という属性で自分が批判されている様に感じてどうにも不愉快だったのだが、

よくよく見てみると、自分には関係のない話だったぜ。

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