接頭辞に「お」をつけると、「私はあなたの敵じゃない、あなたの気持ちに配慮しています」というニュアンスが追加されると思う。
>>その箸をとってください。 そのお箸をとってください。→相手を敬っていることを示したい。
>>おまいは馬鹿だ。 と おまいはお馬鹿だ。→(茶化しつつ)相手に親しみを感じていることを示したい。
>>おまいは本当に下劣だ。 と おまいは本当にお下劣だ。→(茶化しつつ)本気で下劣だとおもってるわけじゃないことを示したい。
他にも、
お手洗い→相手に便所を連想させて不快感を催させることをあらかじめ見越しているから、「お」をつけることで、ごめんなさいの気持ちを示している。
とかね。
「お」を過剰に使われるといやらしく聞こえるのは、「お前、実際はそんなにこっちのこと配慮してないだろ」と感じてしまうから。「敵じゃないですよ。敵じゃないですよ。」とやたらアピールするやつはうさんくさいというか。
本題に関係ないけど、声色や仕草なんかの非言語コミュニケーションをうまく使うことで、きちんとした敬語での会話なのに相手に親しみを感じさせられる人をすごいなと思う。
その箸をとってください。 そのお箸をとってください。 こういう用例なら箸という内容は変わらない。接頭辞をつけて意味あいが変わる例がある。例えば おまいは馬鹿だ。 と お...
接頭辞に「お」をつけると、「私はあなたの敵じゃない、あなたの気持ちに配慮しています」というニュアンスが追加されると思う。 >>その箸をとってください。 そのお箸をとっ...
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