世界経済に大きな余波を及ぼそうという米国初の金融ショックに、金融安定化法案はなぜ否決されたのか。
ネットでも話題になっている。否決の理由については法案が経営者へ懲罰的などどいう意見がある。
でも、そうじゃねーよ。そんな意見は末節。
ボクは、この異常事態の中、こういう判断が下せる米国議会は結構鋭いと思う。
正直、米国の議会は腐っていると思っていたが、ギリギリのところで英断がなされた。
米国は米国が最速に立ち直る道を選択した。他の国?金融恐慌の連鎖?株暴落?
そんな目の前のことはどうでもいい、米国の経済の未来を立て直しておく必要があるのだ。
そういうことだ。
身体に毒が回らないよう、足を切り落とす。でも、資本主義を名乗るならそうするべきだ。みな(米国民)の将来のために。
否決は戦う意志である。問題を後々に残さないよう徹底的にやるんだろう。
我が愛すべき日本に足りない決断力は、今後の未来に大きく差をつける。
米国は自分が起こした金融ショックながら、影響が大きいほかのどの国よりも早く立ち直る。
否決は見直される可能性もあるが、甘えない意思表示は世界に示された。
米国しぶとい。
なぜ少しタイトルを変えたw