25歳を過ぎてから、その言葉を誰かに伝えることなんて
絶対にないと思っていた。
君は「絶対に忘れない」と言って
私は「それは絶対に不可能だ」と言って
君は「そうかもしれない、でも、絶対に忘れない」と言った。
それが本当に嬉しくて
私は「そうか、それじゃあ、たぶん忘れないよ、私も」と言った。
それから二年が経った。
やはり、私は少し忘れてしまっている。
君の髪型はどんなだったかな。
でも、黒い髪がよく似合っていたのは忘れないよ。たぶん。
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