この世には二種類のタイプがいてね。
夢を見ている人間と、醒めている人間。この世にある諍いの九割は、この両サイドによる争いだと私は見ています。
夢を見ているってどういうことかってね、その夢見てる内容なんてどうでもいいんですよ。きれいな夢でなくてもいい。要は自分の内側、あるいは自分の閉じた世界に充足の種を見いだせる生活をしてるってことね。他人ってものに目がいっていないのが、こちらのタイプの根本的欠陥ですね。
逆に「醒めてしまった」人は、その閉じた世界から自ら、あるいは何らかの強制によって足を洗った人なんですね。
夢から覚めると、寒風吹きすさぶ場所にひとりで立っているってのがよく見えるんですが、人ってなかなかそんな状況に長くは耐えられないんですね。だから醒めた人はそっから必死で目をそらして、秩序を求める方向に走ります。ある価値観を共有するコミュニティに居場所を求め、そのなかの年功序列とか力関係とかに異様にこだわります。KY、なんてことばを多用するのはこちらのタイプ。彼らは身分不相応な行動をする自己中心的な野郎ども(←彼らの目から見て、ですよ?)を決して許しません。放っておけば、コミュニティは瓦解し、寒風吹きすさぶ荒野にひとり佇んでいる自分を発見「しなければならな」くなるからです。こちらのタイプの人が、どんなことがあっても決して口にしようとはしない本音ってのはこうですね。「なぜわたしだけがこんな思いをしなければいけない? おまえがこの現実を無視するのをわたしはこれ以上許すわけにはいかない。おまえも夢から覚めて、この肌を刺す冷たい風を味わえ!」。
前者のタイプにはお花畑に見える場所が、後者のタイプには地雷原に見える。
自分がつま先立ちで歩いている地雷原をスキップしながら歩いているヤツを見ると、例の言葉が飛んでくるわけです。
空気を読め、と。
ほんとうはそこにはお花畑も地雷原もなく、なんにもないんですけどね。
困ったもんですね。
イジメの話が出てるからかねてからの疑問を書いてみる。 なんでイジメるのかねぇ?イジメるくらいだからそいつのこと嫌いなんだよね。 嫌いな人間には極力関わりたくないし、イジメ...
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イジメている対象を嫌いだとは限らない。 イジメをする人は、いじめることが好きだからいじめるんだ。
イジメる人って学校とかクラスとか部活とか、そういう小さな社会の環境の良化を企んでイジメるてるんじゃないの。大体イジメ側の意見として「イジメられる方が悪い」というのがある...
まあ同じだわな。あとは具体的にどれだけ悪いかを立証できるかがキーになってくる。これが立証できなければ単なるぬれぎぬだし。
私もそう思う。 他にもっと有意義なことあるのに、なんでそんなくだらないことにエネルギーを使うんだ?と。 そんな私はいじめられっこだった。でも、いじめたこともあった。たぶ...
多分、単なるストレス解消レベルじゃなくて、もう麻薬みたいになってるんじゃないかなあと思う。 麻薬中毒者のほとんどが麻薬を肯定するように、もう中毒になっちゃうとその行為を...
中毒でも病気でも悪でもなく、イジメというのは動物としてごく健全なことのような気がしてならない。 限りあるリソースを確保するために、弱い個体を排除するシステムというのは、...
イジメっていくつかのパターンがあるワケだけど、イジメる側も精神異常者というのは共通してるみたいだね。 そりゃそうだ、健全な人間がイジメなんて出来るワケがない。 精神異常者...
人間は、勝つことが大好きだ。 そして、負けることが大嫌いだ。 だから常に勝てる相手と勝負して勝とうとするようになり、 そしてそれがイジメと呼ばれるようになる。 それだけのこ...