2008-08-28

悠久の時は声。

私に囁きかける耳障りな声。

静かな変化。

変わりゆく自分自身を憎む。

受け入れがたい。

理想との乖離

誰かがあざ笑う声が聞こえる。

私の中で動き出す、私を殺すプログラム

ダマレ。

私を止める私。

それを止めるのも私。

ウルサイ!

息を乱しながら鏡を見る。

目をかっと開いている。

口は半開き

ウルサイダマレ!ミルナ!

右手が私の首をつかみ、左手がそれを引き剥がそうとする。

ヤメロ!サワルナ!!

動き出す私。

お前のことなど、気づきたくなかった。

憎い。

ヤメロ!

鏡が割れる音が聞こえた。

でも、目の前の鏡じゃない。

私は、私は……

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