世の中は連休で浮かれているのかもしれないけど、私は昨日も仕事で、今日も明日も仕事です。
昨日は昼間少々さぼっていたら仕事が予想外にてこずり、つい徹夜してしまい、始発に乗って家に戻るともう朝の7時過ぎだった。
1時の会議にまで会社に戻ればいいので、それまで何時間寝れるだろうかと計算しながらアパートのドアを開けると、私のベットには恋人が寝ていた。
隣の駅に住んでいる恋人には、もうアパートの鍵も渡していて、たまにぽいっと遊びに来るのだった。
私がどさーとベットに倒れこむと、恋人は目を覚まして「おはよう、おつかれさま」と言ってくれた。
その言葉がちょっと嬉しくて、その後ちょっとセックスして、8時には寝た。
セックスの後、服も着ないまま裸で寝ていたのだが、11時ちょっと前になって、恋人がごそごそと私の体をまさぐりはじめた。
朝になって目が冴えてしまったが、隣に裸の彼女は寝ているし、ちょっとむらむら来てしまって、セックスでもしようと思ったのだと思う。
でも、私はちょっとめんどくさかったので、「ちょっと眠い」と言って向こうを向いていた。
彼はおっぱいやら性器やらをいつもの感じで触り始めたのだが、半分寝てしまっている私は、なかなか濡れない。
指も入れられたのだが、それでも濡れない。
「すいません、ちょっと眠い…ごめんね」となぜか謝る私。
そこで冗談っぽくではあるが「えー、もっかいしたいよ。不感症なんじゃん」とか言われ、
その言葉にすげーかちんと来て、「もう出てって!」とか言ったら、
彼氏はそのまましゅんとなってすんなり部屋を出て行ってしまい、
一人になった部屋で寂しくなってちょっと泣いた。
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