A、見られない。
このワールドワイドウェブの時代に、10年前からシステムの変わらない貧弱なブラウザーで見る閉ざされた空間に何の価値がある?そんなもん見れんでよろしい。
iPhoneをほめる人はよく携帯サイトを馬鹿にする。しかしその気持ちがよくわからない。単純に考えても
というメリットがあるからだ。非携帯向けのサイトというのはパソコン向け、言い換えれば携帯に比べ相対的に大きな画面向けに作られている。従って非携帯向けサイトは原理的に携帯では見にくい構成になっている。いくらiPhoneではタッチパネルで見やすいと言っても、それはあくまで携帯端末の中での話であり、パソコンで見るのと比べれば断然みにくい。パソコンではホイールだけでだいたい事足りる。それに比べたら画面をタッチして移動させたり、ズームさせたりするのは面倒だ。これが第一点。また携帯向けのサイトはパソコン向け飾りがないので地味だが、その反面通信量が少なくて済む。そのためサイトへのアクセスが早くなる。逆にiPhoneではパソコン向けのサイトも見れるが、読み込みに時間がかかり利用者のストレスとなっている。通信量が少なくて済むのは、携帯サイトの二つめのメリットといえる。技術が飛躍的に進み通信速度が増すなど状況の変化があればもちろん話は別だが、現在の技術的な制約の中では携帯向けのサイトには一定の評価が与えられるべきだと思うんだがな。
正直携帯サイトを馬鹿にして、iPhoneをほめる人って単に技術的に優れているものがよいものであると考える単純な人に見える。