遠く離れた君と毎晩切ないくらい甘い言葉を囁きあっている。
文字の仮想世界から飛び出して急にリアルな世界で付き合いはじめた君。
前はパソコンのなかの存在でしかなかった君に俺は淡い憧れをもっていたよ。
今はお互いに恥ずかしいことまで何でも話せるようになった。
お互いにまだ直接会ってもいないけど。
俺の心はいつも君のそばにいるよ。
文字の世界の存在だったときにはわからないこともお互いに知るようになったね。
そしてお互いにますます好きになったね。
俺は電話を通して君の身体のいろんなところに触れる。君はその行為を自分から求めてくる。
早く身体を重ね合わせたいね。
君はもう文字ではない。