仏陀が言ったのは苦しみの克服でしょう。セックスしている人たちの幸福を祈ることではないですね。
一切皆苦、という四字熟語が出てきましたが、ほかにもありますよ。
生老病死→説明不要でしょう。
愛別離苦→「愛する者と別れなくてはならない」…セックスしている人たちにも必ず訪れる苦しみですね。
怨憎会苦〔おんぞうえく〕→怨んだり憎んだりする人と会わなくてはならない苦しみ。
求不得苦〔ぐふとっく〕→求めるものが得られない苦しみ。
五蘊盛苦〔ごうんじょうく〕→健康で心身が活発であるのに、かなえられないものが多いという苦しみ。
よく観ていると思いますね。2500年前から苦しみの種は同じなんだと思います。
苦しみを直視して、その上に執着を捨てて苦しみを克服せよ、というのが仏陀の教えの一端ですね。
ただ、これは私の考えですけれども、今の世の中に仏教の教えは参考にならないと思いますよ。
建設的なことが何もできなくなるおそれがありますから。
こういう仏教用語って中国経由で来てるじゃん? 原典はどんな感じだったんだろ?