大学時代の友人2人とに会ってそれぞれ働いてみてどうだったか話をした。
入りたい会社から内定をもらえて、やる気はあるのが良かったのか、既にいろいろな現場に連れて行ってもらい、実務に携わる知識ももどんどん教えてもらえる。
億単位の海外のプロジェクトの会議にも既に参画しているみたいだ。先日は海外からのお客さんが見られて東京を接待してまわった。早いうちに海外出張に行く事になるらしい。
夜は毎週上司に飲みやご飯に誘ってもらえ、実務以外の人生についてなどの勉強という事で、様々な話を語り合う。
新卒だというのに、六本木や赤坂の夜の街をもう経験したみたいだ。終電を逃したときは同僚とも気が合う事もあり、朝までカラオケなどに行っって楽しくやってるらしい。
そういうところに行けたというより、そういう所につれて行ってあげよう、そういう経験を若い頃からどんどんして行けという上司が自分の事を想い、面倒を見ようとしてくれているという事実が嬉しいらしい。
そんな人達と毎日一緒に仕事が出来て楽しいみたいだ。仕事はもちろん辞めるつもりはないらしい。
もう一人はこんな事でこれからいいのだろうかと既に悩んでいた。
入りたい会社に入れやる気はあるものの、上司同士の意見の衝突で板ばさみになったり、動機で入った同僚とのやる気の差に意味もなく悩む事がある。
遅くまで現場に付き合わされたり、朝の満員電車などにすごく体力を使う。
そんな事まで?というぐらい小さい事を注意され、辟易した事もあるらしい。客人へのお茶だし、簡単な資料の作成、電話応対などが雑用が多く、
大きい仕事を任されたいのにやらせてもらえない。
早く一人前に成りたいという思いだけが空回りしているように感じているらしい。
新卒なんてそんなもんだよって周りが言っても本人にはそれは意味のない慰めにしかならないんだろうな。ただ仕事は辞めるつもりはないらしい。
この二人の差はいったいどこからくるんだ?
僕から見れば、二人とも似たような人生を歩んできた。
学歴も同じようなもの。育った家庭環境も同じようなもの。性格も似ている。
背格好だって、同じようなもの。
この二人の差はいったいなんなのだろう。
二人の差なんかない。実はどちらも僕の実体験だ。
社会は大変だよ、大人は大変だよ。そりゃあもう色んな人がいるから。そう言う事を聞いて社会人になった。
実際自分がまだ少しだけど体験して、すごいそれが分かった。それらの言葉が何を言わんとしていたか。
だから日々働いている大人の人達を僕は尊敬する。愚痴りたくなる人の気持ちがすごく分かった。
それでもまだ、入ったばかりで学生感覚がまだ抜けきっていないからなのか、働く前の感覚が残っている。そんな僕から少し言いたい。将来この感覚を忘れてしまうかもしれない僕自身に向けても。
仕事はつらい事もあるかもしれないけれど、それをどう捉えて日々を過ごして行くかは自分自身の気の持ちようが大事なんだと思った。
恋愛、友人、家庭にも同じ事が言える気がする。
時には幸せに感じ、時に不平不満を抱く。たとえ同じような事柄が起きたとしても。
それをありがたいと感じるか運がないと嘆くか。
それらの差は、日々のほんのちいさな心がけ、気の持ちようでいくらでも変化を見せる。
だから僕は仕事を楽しく頑張って行こうと思う。
人生の先輩達、これからよろしくお願いします。
要は金を使って派手に遊んでるときが一番楽しいってことですね、わかります。
ああ、なるほど。 俺は元増田は多重人格者かと思ってた。