ああ、君にログインしたい……。今夜、telnetさせてくれないか……
嫌、telnetは嫌よ、あなたのpassが漏れちゃうわ……。ログインするなら、sshにして……
OK、sshにしよう。さあ、いつでもいい、port22を開けてくれ。僕を受け容れてくれ……
ああ、やっぱり怖いわ。私、怖い……。ログインされるのが怖い……
怖がることはないさ。誰だって初めてのリモートログインは怖いんだ。さあ、早くport22を……
……あのね、私……、本当はCygwinなの……。Linuxじゃない、にせもののLinuxなの……
何だって!?Cygwin!?君は……まさか君は、Windowsだと言うのかい!?
そう……私はWindows、Windows XP。それもHome Editionなの……
まさか、信じられない……。今まで僕は、君とrsyncだってしてきた、NFSで君をマウントだってした。僕はてっきり君のことをCentOSだとばかり思っていたのに……
ごめんなさい、あなたを騙すつもりはなかったの……
僕は君を信じていた……。だから僕は、一度も君をnmapすることはなかったんだ……
ごめんなさい、ごめんなさい……、私、ゲームをやりたかったの……、Wineでも動かないゲームをやりたかっただけなの……
……謝ることはないよ。僕は、君が好きだ。OSが何だったとしても、僕は君が好きなんだ。Cygwinの君には、立派なcygwin1.dllがあるじゃないか。
あなた……