2008-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20080107222823

規模の増大はすなわちコンテンツの管理コストの増大を意味するつもりで書きました。

コンテンツ管理コストとは、運営スタッフが不適切なコンテンツを監視し、最終的な処分を行うためのコストです。

これは主に人件費に該当します。

(サーバ管理コストはこれには含みません。)

Wikipediaの場合、かねてより資金繰りの悪さが噂になっているため、

現在の規模に見合った管理コストを捻出するのは困難であると私は推測します。

ここでの主張は、CGMにおけるコンテンツ規模の増大は、それを管理するための人員コストの増大を示し、

それに見合った利益が出せなければ自ずと信頼性が低下するというものです。

たしかに単純な規模の増大は、運営スタッフの増強も含まれるので、場合によっては信頼性が高くなる方向に動くことも十分にあり得ると思います。

記事への反応 -
  • CGMの信頼性はその規模やグーグルに対する影響力に反比例する。 影響力が大きくなるとSEOに利用されるようになり、情報操作が横行する。 その結果、信頼性がさがる。 すると、影響力...

    • ふむ。 影響力と信頼性の平衡点が存在するとしよう。 すると、CGMの規模によってこの平衡点の位置が変わってくる気がする。 規模が大きいほど信頼性の高い方へと平衡点は移るのでは...

      • 規模の増大はすなわちコンテンツの管理コストの増大を意味するつもりで書きました。 コンテンツ管理コストとは、運営スタッフが不適切なコンテンツを監視し、最終的な処分を行うた...

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