私は知らない。南京で何があったのかということは何も知らない。当たり前の話で、私はその時代のその時刻のその場所にいなかったわけだから。存在すらしていなかったのだから。
これはすごく決定的なこと。だから現に何があったかということを確認できない。どうあがいても確認できない。
だから、「南京で虐殺があったんだぜ」といわれても「ふーん、でもなかったかもしれないんでしょ」と応答するより他はない。もちろん「南京で虐殺なんざなかったんだ」といわれても「ふーん、でもあったかもしれないんでしょ」と応答するより他はない。
とするとおそらく、客観的資料とかゴロゴロ転がってるんだから自分で科学的・学術的・実証的に確認の努力をしてみろよ、といわれることと思う。
そこに大きな溝が横たわっている。つまり、まず自分には、
ということで結局、南京がどうとか知るのは土台無理な話なのです。私だけでなくほぼ全ての人がそうなのだと思います。だから信頼できそうな思想家・評論家・研究者の著作・論文などを読んで、それをそのままオウム返しのようにして語っていくより他にありません。その辺りがほぼ全ての人間の限界であり、現在のネットや酒の席での議論の限界かと。
で、その先は結局こうなる。「○○先生の主張によると…」←「でもそれってまちがってるのかもしれないんでしょ?」「それって都合のいい資料だけ抜き取ってきたものなんでしょ?」「それってイデオロギーだよ」「プロパガンダ乙w」「○○厨ワロスw」
やっぱりだめだ。読書などを通して確認の努力をしてもどうにもならない。誰がどんなにムキになって主張を展開してきても私はとぼけることしかできません。悲しいことですけど。
誰か全ての客観的資料と過去の全ての論争プロセスをネットに上げてくれないかな。膨大な量になることでしょうけど。そうすれば何かを知ることは終局的にはありえないとしても、市井の論者の虚妄ぶりは幾分か解消することができるでしょうに。
だから、「南京で虐殺があったんだぜ」といわれても「ふーん、でもなかったかもしれないんでしょ」と応答するより他はない。もちろん「南京で虐殺なんざなかったんだ」といわれて...
つまり「あらゆることに対して判断を行わない」という宣言ですね? それならそれでいいけど、それに対してはニヒリストへの反論がそのまま使えちゃうけどね。
>つまり「あらゆることに対して判断を行わない」という宣言ですね? というより、「このツボはいいツボだから買っておけ」という人間に対して判断を行わないってだけなんだな、う...
ごめん、ちょっと言ってみていい? その要約ぶりってすごくApeman臭がするんだけど。
増田みててもこいつ某アロハブロがーじゃね?ってのよく見かけるよな。 本人が書き込んでるのか文体まねしてるのかいつも見てるから表現が似たようなものになっちゃってるのかはわ...
判断を留保する権利を奪うことを、「踏み絵を踏ませる」と言います。
>誰か全ての客観的資料と過去の全ての論争プロセスをネットに上げてくれないかな。膨大な量になることでしょうけど。そうすれば何かを知ることは終局的にはありえないとしても、市...
http://anond.hatelabo.jp/20080104210824 元増田です。ブクマの方に熱烈なご意見を頂いたので、つらつらと何か書いてみたいと思います。 2008年01月07日nagaichi不可知論いってるなあ…。デカルトで...