増田で見たので読んでみたが、なんというか、すごい男目線というか、スイーツを馬鹿にするスイーツ(笑)目線というか、そこに出てくる女の事例が、男の頭の中にだけいる女像のオンパレードで、あからさまでびっくりした。メイン読者へのサービスかもしれないけど、そしてそういうのもすこしは必要かもしれないけど、寄り添い過ぎ、先回りし過ぎ。
自分には、この著者の人が、男性、とくに自分はすこしは分かってるって思ってる年配男性の頭の中をシミュレートして、こう言って欲しかったんでしょ?ってところを集めて作った文章に思えた。
これは女の台詞じゃないよね。むしろそういうのを分析してる層の台詞だ。「いい男がいない」とかは言いそうだけど、いくらなんでも「関係性が云々」「オタクに逃げた」はないだろー。女性誌の読者層とこういう分析的なもの言いが両立しないのは著者が一番よく分かってる筈。つまり、この時点で読者へのリップサービスなんだよね。
(一ヶ月に十誌以上女性誌を読んでいると)そのうち、「おかしく」なってきた。私の頭が。
そうそうそう、そうなんだよな!やっぱりなー!と読者男性に言わせるために書いてるとしか思えない。
で、結局のところ、男が本当は自分が言いたいことを、女が自発的に言ったことにして代弁してもらうコンセプトの本であると思った、URL先の文章からは。だっていかに現代の女がおかしくて男を理解していなくて、男はそのままでよくて、分かってもらって包んでもらおうって結論でしょこれ?で、そのまま書いちゃうと本人のプライドがあって読んでもらえないから、一見男にも女にも厳しいこと言ってる風の装丁にしてみた、と。
元増田だけど、似たような感想抱いた人が居たんだ。 ブクマでも賛辞ばかりだから、自分の感覚がおかしいのかと思ったよ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/hon/0801/index04....