実験動物として、穏やかな死を迎えることのできなかった子と比較する対象ではないと言われればそれまでなのだけど、警察犬とか盲導犬とか、ものすごいストレスフルな仕事をひたすら強いられ、さらに空気の汚いところで人間が吸うよりもはるかに汚染された地上付近の空気を呼吸し続け、能力のピークを数年で消費し身も心もぼろぼろになってお払い箱、一生のボスと思っていた人と引き剥がされてやるせない余生を送るわけだ。引退した盲導犬の様子をTVで見たが私はむごたらしさしか感じられなかった。彼等は普通の犬より大概短命だという。こういう「緩慢な殺害」は是であって急速な殺害は否であるという線引きがよくわからないし、そもそも彼等は自分の幸せをどう考えているのかなんてたぶん理解はできない。私はできないでいる。
クドリャフカっているだろ、クドリャフカ。 宇宙開発の為の犠牲になった犬な。 無事に帰る機材が作れなかったからって安楽死させたと思ったら暑さで苦しんで死んだあの犬な。 最近...
実験動物として、穏やかな死を迎えることのできなかった子と比較する対象ではないと言われればそれまでなのだけど、警察犬とか盲導犬とか、ものすごいストレスフルな仕事をひたすら...
たぶん、そのようにして人間が利用した為に死んでいく動物は 「食うために殺す」の延長線なんだと思う。 だから緩慢に殺されていくのも、さくっと殺されるのも同じなんだろう。 そう...