補足といいつつデメリットしか書かないです。
(本当に保存したい原稿って単行本未収録って事も多いですし)
裁断機を見てもらうと判りますが、業務用と違い本がきっちり固定されているわけではなく、ガイドを添えるだけです。
なので、上から歯を下ろすと本がよれてしまい、裁断サイズが均等になりません。
(裁断中盤が数ミリ内側に切り込んでしまう)
雑誌などを取り込んでいると摩擦によって2枚同時に持っていかれてしまったりします。
スキャン前にパラパラめくって空気を入れる方法が有効ですが、単行本ならほぼ大丈夫ですが、漫画雑誌などざらざらした紙だとどうしても防ぎきれません。
雑誌のグラビアや、最近では単行本でも一部がカラーだったりしますが、カラーページは非常に薄い紙を使っているため、1枚づつ手差しをしてやらないと確実に複数枚づつ巻き取ってしまいます。
また、非常に薄いため、端に糊が残っていると一部分だけ引っかかってしまい、ページがぐしゃぐしゃになってしまいます。再起不能です。
三つ折ページなどがあると別個にスキャンしなければならなかったり、ページ数の割り振りが変則的だったりします。
上記のような問題から、どうしてもきちんと全部スキャンできているか確認する作業が必要です。
ファイル名の連番と照合すればいいのですが、変則的なページがあるともう目も当てられません。
単純に1枚2ページの更正でも、2枚同時巻取りが起こるとその後のページ数が全部ずれてしまってやってられない気分になります。
フラットベッド型のスキャナを想像して購入すると、その色化けっぷりに心がくじけます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
悪い所ばかり挙げましたが、それでもフラットベッドスキャンを使う事を思えば非常に高速で、便利です。
個人的に買って後悔はしていません。
要望があれば各種ポイントで使用すると便利なツールでもあげようと思いますが、どなたか後に続こうという猛者はいらっしゃい…ませんよね…
水平を出す作業というのかな 漫画の横線を画像の横軸に揃える作業がすごく手間かかりそうだなという印象があるんだけど そういうのは機械がやってくれるの?
ああ、傾きの面倒臭さについて書くのを忘れてました。 スキャン時の傾き補正は画面の中にある縦線を利用します。中央に行くほど優先度が高いようです。 つまり、斜めにコマ割りする...