2007-10-17

普通であることの重さ

学費を全額負担してもらってる俺は、ごくごく普通の家庭なのだと信じていた。

この前久しぶりに会った姉貴に、「うちの家族は変だ」と言われてはっとした。

父親は無職、株やって稼いでる。母親専業主婦

特に父は人付き合いが苦手。無職なのもそのせい。

団塊の世代のくせに、年金払ってない。老後は不透明ボケたらどうするんだろう。

ついでに言うなら、姉貴は福祉の仕事してるから収入はスズメの涙。

結局、俺が何とか養うしかない。

言われるまで考えなかったのは、考えたくなかったからだ。

俺は遺伝かな、非モテ引きこもりの底辺だし、養うっていってもたかが知れてるよ。

中学生いじめられたから引越しするような感覚で就職先を東京に決めたら、

両親ともびっくりしてた。そのうち付いてくるかもしれない。

人間、誰でも生きていくためには諦めなきゃならない。

俺は既に両親を諦めた。普通を諦めた。でも背負わなくちゃいけない。

でも自分のことで精一杯なんだよ。第一、俺は「普通」以前の人間だ。

時々泣きたくなる。叫びたくなる。

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