■それはずるさか優しさか

http://anond.hatelabo.jp/20071009200109

まで読んだ。

で、少し横から口出ししたくなったので書く。まああんまり気にするな。どうせチラ裏。

まず、ただ闇雲に「関係が元に戻ることを祈る」だけじゃなく「関係を打ち切りたくなった」彼女の気持ちを理解することから始めないと、幸せな３ヶ月後は来ないんじゃないか。

郵便で送った指輪は、「返却」ではなく「預託」と考えてみる方が精神衛生上良いだろう。

本当は人間の考え方なんて劇的に変わったりしない、変わらない以上増田との関係にもう「先」は無い。先がないなら今このときに、もう自分の手で打ち切ってしまおう。でももしも増田が「変わる」可能性があるんだとしたら……そして自分もそれにあわせて「変わる」ことができるとすれば、そのときはもう一度増田の手からそのリングを受け取ろうと思う。

ということなんじゃないか。いらないなら捨てるよ。送り返すならそれなりの理由ってものがあるでしょう。

これは、ただ単に増田での書き込みを見ての一方的な感想に過ぎないが、彼女の気持ちの方がオレには分かる気がした。彼女の辛さが身に染みて感じられた。なるほど増田とは合わない…というか、「一方通行」だったこととか、それに対して「謝罪」されても彼女にとっては意味がないだろうということとか、そういうことがよく分かる気がした。それはあくまで「感じ」であって具体的にどうこうというのはもちろん分からないが、少なくとも彼女の辛さがリアルに感じられる程度には具体的な「感触」だ。

で、裏を返せばそれは、増田が彼女のことを「理解してない」までもよく「分かっている」ということではないかと思う。つまり、増田の中には、解釈はできていないまでも彼女がきちんと「いる」わけで、それならば実は増田の中にきちんと答はあるのではないだろうか。彼女が賭けているのもそこなのかもしれない。

だから、増田は自分の中の悲しみと向き合うのではなく、自分の中の彼女と何度も対話し、彼女と自分の立場を入れ替えて彼女の考えをなぞってみたりする必要があるだろう。増田が彼女の傍らで、心安らかに眠っていたとき、彼女は何を見ていたのだろう、とか。一緒に歩きながら、別れを切り出すタイミングをはかりながら、どんな顔で増田を眺めていたのだろう、増田と別れた後電車の中で何を見ていただろう、とか。ひとつひとつ。

Permalink | 記事への反応(0) | 20:40

ツイートシェア