http://anond.hatelabo.jp/20070831130941
まさにそうなんだ。
で、賢人思想だと言うことで否定されていると思うんだけど、実際問題として、今日軽い盛り上がりを見せている田舎・都会論争にも絡むけど、はっきりいって九州に住んでる人にとっては北海道がどうなろうが知ったこっちゃない(道州制とか興味ない)し、都会に住んでる人は田舎がどうなろうが知ったこっちゃないわけだ。だけど選挙となるとそれらに関する政策を"十把一絡げ"(笑)にして投票しなきゃいけない。で、みんな自分の小さな社会にとってメリットのある政党や政治家を選ぶしかないわけだ。こういう規模で政治を決めてしまうと、それはもう民主主義の根本思想である「最大多数の最大幸福」が得られない状態に陥ってるんだよね。議員にしてみても国全体を良くしようという政策(それ自体が不可能ではあるけれど)を考える人はいなくて、自分に取ってデメリットとならない部分は切り捨てて、自分にとってメリットとなる部分を救う政策しか考えられていない(e.g. 医療費削減、地方切り捨て、奨学金廃止etc.)。
(本質的には無関係ではないんだけれど)投票者が無関係と考えてしまうところの政治をその投票者が決めるというのは無理があると思う。日本人全員でアフリカのせいぜい名前を聞いたことがある程度の国の政治を決めるのとそれほど変わらない。
どのくらいまでなら投票者は自分と関係があると考えられるかによるけれども、市町村単位、せいぜい県単位くらいまでで政府を作って、国政府は外交と国全体に関わる政策のみにすべきだと思うのだ。なんというか、政治家と国民が直接会話出来る程度の距離でないと、政治は自分達と関係ないところで行われているもの・自分達の力では変えようのないもの、という意識は抜けないだろう。
昔から、天下統一とか平定とか言って戦争しまくってきたのに、いざ統一すると今度は段階的に分割しなくちゃいけないなんて、なんという皮肉。
http://anond.hatelabo.jp/20070831133814 支配者がすげー有能で論理的で国全体を細部まで見通して判断出来る人なら問題ない。が、人間の寿命は国の寿命に比べて決して長くはないので、続かずに...
話がそれてしまうかもしれないが… それって 「文句を言わない妻が居れば家庭不和にはならない。」 ってかんじの話だな。
行政をちいさく区切れば区切るほど、政治の透明性は減り、一部の人間に恒久的に権力を握られる可能性が高くなるよ。 増田は、ポジティブな面だけを見て、最悪の事態というものを想...