2007-08-14

夜ドラ

うだるような暑さを避け、涼しくなった夜に出かける。吹き抜ける夜風が気持ちいい。

臨時駐車場、交通規制、ガードマン。信号で止まると、近くの公園から声が聞こえる。何かのイベントだ。

世の中はそういう季節らしい。だから夜になっても車は多い。

ふとみると、前の車は二本出し。最近良く見かける。流行りだろうか。

V型でもなく、縦置きでもなく、タコ足でもなく、二本出し。

ってインプだよ。水平対向縦置き4WD。失礼失礼。

っていう私は直四二本出し。でも縦置きだよ。ペラシャが邪魔なのに。失礼失礼。

車を避けて郊外山手山道へと進む。

街の明かりがなくなり、暗い木々の中をすすむ。

まだ大きい蝉の声を聞きながら道を登り下り。

夜風が一段と涼しく感じる。

そうこうしながら再び市街地へ。蝉の音がやむ。と思ったら再び蝉の音が。

そうか、公園か。街路樹にはいないが公園にはいる。

ふと、かのセリフが思い浮かぶ。

「人は土から離れて生きてはいけないのよ」

信号で停車。前の車のマフラーはデカイ1本。

確かに今時流行らない。でかいので面積稼ぐより、小さいの二つの方が音も小さくて良いのだろう。

ふと、ある言葉が思い浮かぶ。

マフラーナニの大きさへの願望なのよ」

二本出し。それは一体何を意味するのか?

そんな下らない夏の夜は深けるのであった。

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