2007-08-03

社保庁職員:年金着服1億3千万円 24人が12年間で

これ解説

公表や刑事告発をしなかったケースも多く、表面化しなかった事案もあるとみられる。

年金問題には、5000万件に上る「宙に浮いた年金」に加えて「消えた年金」がある。前者は記録はあるが被保険者が特定できないものだが、後者は、年金保険料の納付データがオンライン上も台帳にも残っていないという、最も深刻な記録漏れだ。今回明らかになった社会保険庁職員による着服・不正受給は「消えた年金」の一因とみられ、実態解明は急務だ。

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