2007-07-16

結婚披露宴

この歳になるといろいろな結婚式結婚披露宴に招かれるけれど、とある披露宴を超える披露宴には出会っていない。

プロテスタント親族のツテで簡素な教会と会場をレンタル

・強制的なウェディングパックがないので、シンプルな式運び。

新婦ドレス新郎の母のもの。

写真新聞社に勤める新郎の同僚が担当。(これがさすが報道写真を撮り慣れているだけあって、印象的な撮りかたなんだ)

ビデオ撮影は金銭的な理由か、なし。

・お色直しもなし。

新郎がかつて参加していたバンドメジャー)による生演奏あり、新郎親族(某交響楽団楽器第二奏者)によるソロ演奏あり、果ては新郎新婦による協奏あり。

・引き出物は新郎新婦の友人作家による益子

思わず失笑してしまうような臭い大演出もなかったのに、10年以上経っても内容を覚えている、それだけでもすごい披露宴だったなあと思う。

新郎側に普通ではなかなか得がたい人脈があったおかげなのは否めないが、「これ、いくらかけたんだろうねえ」と思うような披露宴に出会うたび、つい、この披露宴と比較してしまう。

金をかけても、中身が伴わなければ、意味がないんだよねえ。次の日には、新郎がどんな生業の人だったかとかなんて、ぽかんと忘れてしまう。

これから結婚する人々よ。特に私が出席しないといけなさそうな同僚たちよ。ぜひ、ウェディング業者に惑わされず、ご自分のやりたいことを心置きなく表現なさり、かつ招待客にも楽しい、思い出深い披露宴にしてください。いやほんとお願いします。今まで、そしてこれからも招待される側でありつづけるだろう人間として、お願いいたしますです。

  • 増田のそういう感受性を否定するものじゃないけど、 それは単に披露宴の質は新郎新婦の生業や生まれに依るっちゅう、身も蓋もない話じゃないの? そのカネじゃない、中身とやらが満...

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