元増田です。
宮部みゆきが小説中で言いたかったのはまさにそれです。その部分には納得するし的外れではないと思います。
納得いかないのはそれを表現するために、
「社会が求めている」形
としたところです。しかも、「誤解を恐れずに」と書いてる。
「社会が犯罪を求めてる。」と誤解されかねないと言うことをわかった上で書いていると思うんです。
納得いかない自分の気持ちを整理するとこんな感じ。
確かに社会構造によって生み出されてしまう犯罪はあるかもしれない。
でも、「社会が求めている」という表現には、
「こういう犯罪がおきればいいのに」って思ってる人々がいてそれに呼応して犯罪がおきる
って言う事が含まれている気がする。
「こういう犯罪がおきればいいのに」って思ってる人々の存在を認めたくないってのと、まだ日本では模倣犯や愉快犯なんてのをめったにみないから違和感を覚えて納得いかないのかな。と自己分析。