2007-05-02

わが社の社員が自殺した

50 歳だったそうだ。自宅アパート遺体発見されたとのこと。

終生技術者を貫いた彼が最期に考えたことは何だったんだろう。

おそらく孤独人生であったに違いない。

もちろん、俺はこうなりたいとは思わない。

しかしながら、今の会社を去る理由はそのためではない。

できれば、俺が救えるのなら救ってやりたかった。

でも、俺がいかにも力不足なのは明らかだ。

生きづらい世の中になってきたなと、たしかに思う。

自ら命を断った者を負け犬と言って非難するのはたやすい。

でも、本当に世を去るべきなのは誰なのか。

そういうやつらこそ、彼のような人間をあたかも楽しむように追い込んでいるのではないか。

彼の冥福を心から願ってやまない。

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