2007-04-15

功利主義

ゲーム理論は、プレイヤー同士が利他的な行動を取った結果として誰も幸せにならない事態になるケースについても教えている。

まず、アダムスミス的な利己による全体効用の向上という理解を前提とした上で、必ずしも利己(あるいは利他)が効用を増加させない例があることをゲーム理論から読み取ることができる。

みんな幸せになることを目標とするのであれば、利己エネルギーを善用するにはどうすべきかという立場に立つべきであろう。残念ながら利他主義はエネルギー不足だ。

http://anond.hatelabo.jp/20070415210337

記事への反応 -
  • 金と同時に、暇を得ることも非常に重要だと思う。 平均的な比率がどうあるべきかはわからないけれど。 追記: 道徳も重要だよ。 社会は互恵的利他主義で成り立ってる。ちょっと考え...

    • 社会は互恵的利他主義で成り立ってる。ちょっと考えれば誰でもこういう結論に辿り着くだろうけど、普段は誰も考えもしないし、意識もしない。道徳による利他主義を教えず、利益至...

      • それじゃあ一度しか会わないと予想される人やもう会わないと予想される人に機能しないし、常に相手の行動に利己的な側面を見るようになってしまう。そうなれば社会は他者不信状態に...

        • ゲーム理論は、プレイヤー同士が利他的な行動を取った結果として誰も幸せにならない事態になるケースについても教えている。 まず、アダムスミス的な利己による全体効用の向上とい...

          • ごめんね、前記事にちょっと追記したんだけれど、みんながみんな道徳に従うべしって言いたい訳じゃないんです。 理論だと理解しないと使い物にならないし、それだと万人向けじゃな...

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