2007-03-22

差別と区別

http://anond.hatelabo.jp/20070321234659 を読んで

戦後基本的人権が意識されるようになってから、

差別」は合理的理由なく、異なった取り扱いをすること、

「区別」は合理的な理由があって異なった取り扱いをすること、

と、明確にではないが方向付けられ、

憲法学者を初め、多くの人が無意識にこのように理解している。

すると日本国憲法はこんな感じなんですかね。

  • 第十四条  すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会関係において、合理的な理由があれば異なった取り扱いをしてよい。
  • 第十六条  何人も、損害の救済、公務員罷免法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたために合理的な理由があれば異なった待遇を受けてもよい。
  • 第四十四条  両議院の議員及びその選挙人資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育財産又は収入によつて合理的な理由があれば異なった取り扱いをしてもよい。

ははは実情に即しているような気がしますね。

記事への反応 -
  • 無差別でぐぐって見たらこんな感じでした。 無差別絨毯爆撃 無差別射撃ドライブ 無差別級 青酸コーラ無差別殺人事件 無差別メール 無差別殺傷 無差別トラックバック 無...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070321233555を読んで。 既出かな? 戦前、差別と区別は、「区別」されることなく使われていた。 ので、無差別級とか言っていた。 無差別という表現はこの時代に生ま...

      • http://anond.hatelabo.jp/20070321234659 を読んで 戦後、基本的人権が意識されるようになってから、 「差別」は合理的理由なく、異なった取り扱いをすること、 「区別」は合理的な理由があっ...

    • じゃあ、こんな無差別はどうかなあ 無差別恋愛 無差別就職 無差別出産 無差別進学 無差別結婚

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん