フラットなのがいいのだろう。ネットは元々フラットじゃないか?と言われるかもしれないが、やはり大手と弱小でその差は大きい。どんな糞エントリだろうと大手ならば多くの人に読まれるが、どんな名エントリでも弱小だと読まれない場合があるように。そこに登場したのがはてな匿名ダイアリー。どんな大手だろうが、弱小だろうが、そこに書き込めば後は純粋に内容で評価が決まる。フラット万歳、フラット天国。
しかし、フラットであるということは玉石混交ということでもある。質の高いエントリがあったとしても、その何十倍もの糞エントリの中に一つだけということがざらだ。フラット最悪、フラット地獄。それならば糞エントリもいくつかはあるが、それでも名エントリを数多く供給し続けてきた大手を読んでいた方がいい。ネットがまだフラットだった時代に、そうして大手ができたのだから。
そしてまたフラット化して、大手化しての繰り返し…と、まとめようと思っていたけど、どうやらそれはなさそうだ。だって書き手で選別することができないのだから。アルファブックマーカー、あるいは、匿名ダイアリーを専門・得意とするブックマーカーがアルファ化して、それが大手に近い存在になるとしても、大手と弱小の差があるブログの中からブックマークするよりも、一旦フラットな所で全てを見てからブックマークする方が良エントリ率は増えそうだから、やはり良い方向に向かっているのかもしれない。一番の問題はその前に飽きられそうだっていうことだけど。